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さらっとヒンヤリ京都涼感本麻寝具

夏の寝苦しさには麻がベスト!麻寝具

年々暑くなる日本の夏、震災以降省エネの機運も高まりクールビズ同様に寝具でも涼感・冷感のあるモノがたくさん販売されています。色々な種類があって迷ってしまいますよね。 そんな時は日本で昔から夏に涼をとるのに使われてきた麻なら間違いないですよ。 麻が持ついくつかの特性は夏の暑い時期に利用する衣類や寝具の材料として最適なのです。

麻は優れた涼感素材

麻を夏の涼感素材として選んだ3つの理由

繊維素材の中で最も高い吸湿性
夏の寝苦しさの犯人は熱だけではなく寝汗による湿度です。麻は、繊維素材の中で最も吸湿性に優れ、寝汗を吸収します。
さわるとヒンヤリする接触冷感
麻の繊維は熱や湿気が籠リにくい素材なので、触った感じがヒンヤリ・さらっとしています。そしてラミー(苧麻)などの種類の場合、ちぢみなどの様にシワができて身体との接触面積を減らしてその効果を更に高めます。
他の素材に比べて高い通気性
麻は吸収した湿気を熱と共に素早く放出します。これは気化熱効果で湿気が気体に変わり熱と一緒に放出するのです。その為寝返りをうって、身体が離れるとすぐにひんやりした感触に戻ります。

麻の種類と特徴

麻にはたくさんの種類があり、それぞれ全く別の植物が原料になっています。日本人が麻と考えているのは大麻(ヘンプ)でしょう。しかし、一般的に衣類などの家庭用品に使われている麻とはリネン(亜麻)とラミー(苧麻)と呼ばれる種類で、日本の材料表記では一括りに麻と表記されています。しかしそれぞれ特徴があります。

◆リネン(亜麻) ◆ラミー(苧麻)
リネン亜麻 ラミー苧麻
  • 繊維が細く短い
  • 毛羽立ちが少なく滑らか
  • 洗うほど肌触りがよくなる
  • 柔らかくさらっとした感触
  • 繊維が太く長い
  • 絹のような光沢がある
  • 天然繊維の中で最も丈夫
  • コシがあり、シャリ感がある
  • 麻を知り尽くした職人と眠りの職人のタッグ

    温室効果や震災による節電の気運から夏の涼感・冷感寝具が数多く発売されています。しかしその多くは眠りのメカニズムである睡眠生理(寝汗による体温調節や寝返りによる血行促進など)を考慮したものでなく熱を吸収するもの、冷感を与えるだけのものです。これらは一定の時間が経つとその効果は弱まり夜中や明け方に寝苦しさが戻ってきます。私は眠りのプロとして睡眠生理のバランスを崩さずに涼感を手に入れる寝具は何かと調べていました。答えは身近にありました。古来より涼感素材として利用されていた麻こそが、その条件を満たす素材だったのです。






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